近年は仕事の多くもデジタル化が進んでいる影響で1日中座りっぱなしの人も増えてきたと思います。
特にテレワークで運動不足といったケースなども増えているため、腰痛に悩まされる人も増えてしまっています。
腰痛は悪化するとまともに歩くこともできないケースもあり非常に深刻です。
腰痛持ちになってしまった場合、症状の改善のためには根本的な運動も大切ですが、それと同じくらい寝具選びのことも考える必要があります。
今回の記事では1日のうち1/3を過ごす腰痛改善のためには重要な寝具選びについて解説していきます。
腰痛改善のために睡眠時に必要なものとは?
腰痛を改善するために寝具が大切なのですが、最も重要なのはマットレスです。
腰痛の原因自体は様々ですが、多くの場合だと腰痛の改善には正しい姿勢をとることが大切です。
そして寝具で姿勢に最も影響があるのがマットレスというわけです。
マットレスに拘りがない人にとってみれば想像もしたことがないかもしれませんが、マットレスには構造や反発の強さまたは厚さなど様々な要素があり、人によって適したものが違っています。
自分の体に適したマットレスを使うことで、腰痛の対策になるわけです。
腰痛を改善するためには高反発と低反発のマットレスどちらが良いの?
まずマットレスで最も違いが想像しやすい反発の強さについて解説していきます。
基本的には腰痛対策のためには高反発のマットレスの方が良いと言われています。
睡眠中に同じ姿勢のまま寝返りをうてない人は腰痛が悪化しがちというデータがあります。
マットレスは高反発の方が寝返りをしやすく、寝返りがしやすいことによって腰の歪みが整えられて腰痛の改善へと繋がる可能性が高いです。
三つ折りと一枚もののマットレスどちらが良いの?
マットレスには一枚ものと三つ折りものがあります。
厳密にはそれ以上に細かく折りたためるものや二つ折りなどもありますが、二つ折りは腰のあたりに折り目がきてしまいますし、折り目が多すぎるのも不安定なため姿勢の悪化につながり腰痛という観点から見ると相性が悪いです。
選ぶのであれば一枚ものと三つ折りのもののどちらかになるわけですが、腰痛だけに絞って考えるのであれば1枚ものの方が安定感があり、正しい姿勢で寝やすいためおすすめです。
三つ折りに関しても腰の部分に折り目がこないため、それほど悪い選択ではありません。
どうしても部屋のスペースなどの関係で折りたたみのものを購入する場合には三つ折りでも構わないでしょう。
マットレスの厚さはどうすれば良いの?
結論から言ってしまうと厚みがあるマットレスを選ぶのが基本的には良いです。
使い方によって最適な厚さが変ってきますが、10センチ以上で極端に厚すぎないものであれば問題ないでしょう。
薄すぎるマットレスは腰痛という観点では選ぶことはありませんが、ベッドマットレスの上に更に敷く場合は5センチほどのマットレスでも良いでしょう。
単体で利用する場合5センチだと薄すぎるので注意してください。
床やベッドのフレームに直接マットレスを敷く場合には10センチ以上あると腰痛には良い厚さとなります。
マットレスは薄すぎると寝る際に体の重さがバランスよく分散されないため、丁度よい厚さを選ぶのが腰痛対策としては重要になってきます。
コイルかウレタンどっちが良いの?
腰痛に良いマットレスの基本は既に紹介している通り高反発のものです。
コイルによって構成されているタイプでもポケットコイルは柔らかく反発が少ないためあまり相性が良くありません。
一方でボンネルコイルタイプはしっかりと硬さがあるため寝返りをしやすく、腰痛の改善という点では優秀です。
ウレタンのマットレスに関しては商品によって反発力の違いが大きいため一概には言えませんが、低反発のものに関しては腰への負担を考えると良くありません。
高反発ウレタンであればある程度の硬さが出るので、ウレタンタイプのマットレスが利用したい場合はなるべく高反発のものを選ぶようにしましょう。
腰痛の方におすすめのマットレス通販サイト
良いマットレスを使うと腰痛に良いということがわかっても、どこで買えばいいか分からない人も多いと思います。
ベッドのマットレスは一般的にそう何度も何度も購入するものでもありませんから、そういった情報がなかなか出回りません。
そこで今回はマットレスのオススメ通販サイトを紹介しておきます。
neruco
マットレスの通販サイトと言えばまず一番最初に挙がるのがここです。
ベッド通販の専門ということで、非常に多くの商品を扱っています。
単純に取り扱い点数が多いため様々なシーンにあった商品を探すことができます。
扱っているメーカーも日本だけでなく海外の大手メーカーも含まれるため、ベッド関連の商品購入を考えるなら一度は覗いておきましょう。
グランデ
海外直輸入のベッドを安く販売しているサイトです。
海外のデザインを取り入れたい人などには便利なサイトとなっています。
また、他社で同商品が販売されていて、そちらの方が安価だった場合には差額返金をポイントという形で行ってくれます。
購入後により安く販売しているサイトを見つけて落ち込むなんてことはありません。
VENUS BED
ベッドの専門店で老舗なだけあって満足できる品揃えです。
ベッドを選ぶ際にアドバイザーが相談にのってくれるため、最適なものを選ぶことができます。
また腰痛持ちにとっては重要なのが組み立てや設置を無料で行ってくれるサービスです。
腰痛が酷いと組み立てて設置という作業はなかなか厳しいものがあります。
マットレスのみの購入ならともかく、ベッド一式購入するとなった場合は腰痛持ち一人で作業というのは厳しいですし、設置に別料金をとられてしまうのも痛い出費なので、こうした無料サービスがあるかどうかは重要です。
マットレスの有名メーカー紹介
マットレスにも有名メーカーというものは存在しています。
その中でも比較的腰痛に良いマットレスを扱っているメーカーをピックアップしてみました。
シモンズ
ポケットコイルマットレスの老舗で多くのホテルなどでも導入されています。
日本ベッド
その名の通り日本を代表するといっても過言ではないメーカーでマットレスにはポケットコイルが高密度で並べられています。
無印良品
ベッドに限らず有名ですが、マットレスにおいては高密度のポケットコイルタイプになっていてコスパが非常に良いという特徴があります。
フランスベッド
高密度連続スプリングという独自の構造でマットレスを仕上げているメーカー。
腰痛の方におすすめのマットレス
腰痛持ちの方にオススメしたいマットレスが、フランスベッドのスタイルサポートシリーズです。
お値段は高めですが、金銭的に余裕があるのであれば是非試してみて欲しいマットレスです。
フランスベッドというメーカーでは高密度連続スプリングという特殊なつくりにより、寝ている際に姿勢が綺麗にキープしやすいという特徴があります。
価格が高い分だけ快適な睡眠が得られるというタイプのマットレスです。
私のイチオシマットレスを紹介
私が特におすすめしたいマットレスがエマ・スリープのエマ・マットレスです。
価格帯も5万円と高すぎず手ごろなのに加えて100日間のお試し期間があるため非常に試しやすいマットレスです。
ウレタンタイプのマットレスではあるものの反発性が非常に高く寝返りがとてもしやすいベッドに仕上がっています。
しかもこのマットレスは10年保証でカバーの洗濯も可能となっているため長期的に利用する事にも向いています。
安い買い物ではありませんが、お試し期間が長く設定されているので一度試してみてください。